日々

愛しいひとの寝顔をみていて、ほんとに、愛しいとおもった


肌寒くなって、相変わらず慌ただしくて、それでも、なんとかやって、ごほうびに恋人にあい、あたたかいものを感じて、日常にかえる


自宅があるから、恋人とすごすことは、日常にはならず、でも、安らぎとそこにしかないなにかを求めて、あいにいくことはふえた。



いまある幸福が人生のピークな気がしてならなくて、この世界をしってしまった以上、じぶんの日々から欠くことのできないものになっていっていることを、覚悟してみとめないといけなくなっちゃった



なにか特別なものから、だんだん、彩りある日常になってきたのは、すばらしくもあり、いずれなくなってしまう恐怖との打ち合わせの期間でもある



浸りきれないのは、性分のせい



人生は基本が苦しいもので、喜びや楽しみは、おまけだと言いきかせないと、単純なわたしはすぐまいあがってしまう



もう何度もみてるであろう愛しいひとの寝顔は、なにもかもを払拭して、ただ、しあわせだけをくれる



慣れてくるとのぞいてくるいらないものにふりまわされる時間があるなら、すべて今しか生まれない愛にかえよう



けっこうおとなになってきたけど、恋する幼い乙女心はずっとかわらないな



寒くなっても、今年がおわるときも、来年も、このしあわせが近くにあればうれしい